プロボノによる企業ボランティアの新しい形 – NECプロボノ倶楽部の活動モデル

企業の専門性を活かした社会貢献活動「プロボノ」。NECプロボノ倶楽部は、社員の自主的な活動として始まり、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。その独自の活動モデルと成果をご紹介します。

目次

プロボノ活動の特徴と成果

東京都企業ボランティア・アワードで最高位の「大賞」を受賞したNECプロボノ倶楽部の活動は、ICTをはじめとする企業の専門性を活かしながら、地域社会の課題解決に取り組んでいます。特筆すべきは、これが完全な社員の自主的活動として運営されている点です。2年間で500名以上の仲間が集まり、50以上の活動を展開するまでに成長しました。

またコロナ禍においても、オンラインを活用した支援活動を積極的に展開。地理的な制約を超えて、全国各地の課題解決に貢献しています。特に川崎市では、市民文化局や社会福祉協議会との連携により、様々な地域団体の支援を実現しています。

多様な支援形態と活動領域

支援活動は多岐にわたり、ICTスキル支援、経営支援、イベント運営支援、広報支援など、企業で培った様々なスキルを活かした活動を展開しています。特に特徴的なのは、一つの課題に対して複数の専門性を持つメンバーがチームを組んで取り組む「チーム型支援」です。

また、支援先も福祉施設、教育機関、市民団体、地域企業など多岐にわたります。それぞれの課題に応じて、最適な支援形態を選択し、きめ細かなサポートを提供しています。特に川崎市では「かわさきSDGsゴールドパートナー」として認定され、地域に根ざした活動を展開しています。

持続可能な活動モデルの確立

NECプロボノ倶楽部の特徴は、「四方良し」の考え方にあります。支援先の課題解決はもちろん、参加する社員の成長、会社の発展、そして社会全体への貢献を目指しています。この考え方により、持続可能な活動モデルを確立しています。

さらに、活動の知見やノウハウを積極的に共有し、他地域や他企業への展開も支援。プロボノ活動の裾野を広げる役割も担っています。将来的には、より多くの企業や地域でこのような活動が展開されることを目指しています。

まとめ

NECプロボノ倶楽部の活動は、企業人材の専門性を活かした新しい社会貢献のモデルとなっています。今後も活動の輪を広げながら、より良い社会の実現に貢献していきます。

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