未来を担う高校生との共創 – 加古川東高校・桐光学園の挑戦

NECプロボノ倶楽部は、加古川東高校や桐光学園の高校生たちと共に、地域の社会課題解決に取り組んでいます。若者たちの斬新なアイディアと情熱を、プロフェッショナルの知見でサポートする新しい形の共創活動を展開しています。

目次

加古川の未来を描く若者たち

加古川東高校の生徒たちは、地域の課題に真正面から向き合い、独自の解決策を模索しています。NECプロボノ倶楽部は「放課後プロフェッショナル」という形で、生徒たちのアイディアをブラッシュアップする支援を行っています。

地場産業のPRや空き家活用など、多岐にわたるテーマで高校生たちが斬新な提案を行い、市長へのプレゼンテーションも実施。加古川市の市民参加型合意形成プラットフォーム「decidim」を活用し、NECプロボノワーカーと生徒たちが日々オンラインで議論を重ねています。

特筆すべきは、内閣府主催「地方創生☆政策アイデアコンテスト」の最終審査に進出するなど、その活動が全国的にも注目を集めていることです。高校生ならではの柔軟な発想と、プロボノワーカーの実務経験が融合することで、実現性の高い提案が生まれています。

シングルマザー支援に挑む女子高生

一方、桐光学園の女子高生たちは、コロナ禍で困窮するシングルマザーへの支援活動を展開しています。NECプロボノ倶楽部と川崎市社会福祉協議会が連携して、彼女たちの活動を支援しています。

具体的な活動として、NEC玉川事業場ルネッサンスホールでの支援イベントを企画・実施。食料品や日用品の配布、学習支援など、多面的なアプローチで支援を行っています。高校生たちは自ら支援物資や活動資金の調達にも取り組み、社会課題解決に向けた実践的な経験を積んでいます。

この活動は単なる慈善活動ではなく、次世代のソーシャルイノベーターの育成という側面も持っています。高校生たちが社会課題に主体的に取り組む経験は、将来の地域社会を担う人材育成にもつながっています。

プロボノ支援の意義と展望

NECプロボノ倶楽部による高校生支援の特徴は、「並走」というスタンスにあります。高校生たちのアイディアや情熱を最大限尊重しながら、実現可能性を高めるためのアドバイスや技術的支援を提供しています。

また、企業や行政との橋渡し役も担っており、高校生たちの活動をより広い文脈で展開できるよう支援しています。この活動モデルは、次世代育成と社会課題解決を同時に実現する新しいアプローチとして注目されています。

今後は、これらの活動をモデルケースとして、より多くの教育機関との連携を模索していく予定です。若者たちの斬新なアイディアと、プロフェッショナルの知見を組み合わせることで、より効果的な社会課題解決が可能になると考えています。

まとめ

高校生との共創活動は、次世代育成と社会課題解決を両立する新しい可能性を示しています。NECプロボノ倶楽部は、この活動をさらに発展させ、より多くの若者たちの社会参画を支援していく方針です。

以下の記事を参照としています。

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